管理人の脳内妄想が詰め込まれたSS置き場。
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2011/05/05(木)00:05
2011年5月5日 十四郎誕生日 ss

最初に『アイツ』出逢った時、危うく刀で刺されるところだった。
不可抗力でその場に居たにも関わらず、敵と間違われて刃先を向けられてしまった。
あの時とっさによける事が出来たけど、正直危なかった;;;

2度目は屋根の上だった、こっちが最初に屋根に居たわけだけど
そこへ『土方』が登って来た。
その時もなんやかんやと言われて屋根から先に下りたのは俺だった。

それから何度と無く街で顔を合わせる事があったけど、すぐに眉間にしわを寄せて
嫌そうな顔をする『十四郎』
どれくらい経った頃からか?
喧嘩のようなやり取りは相変わらずあったものの、俺達は何となく仲良くなった。

腹を空かせてる時に飯を奢ってもらった事もある!(正直マヨネーズだけは勘弁して欲しい。)
何を話すわけでもないけど、並んで街中を歩いたり、コッソリ映画を見に行ったりもした。

ある時『十四郎』が住んでる屯所へ行ったことがある、予想はしていたけど
男所帯のむさ苦しいところだった。
けれど『十四郎』は偉いから他の連中の要る所より離れたところに部屋がある。
俺がチョッカイかけたりして少し騒いでも大丈夫だ!!

部屋の場所も覚えたし、不意に『十四郎』のところへ出かける時もある。
いつも部屋の襖を開ける前に気付かれて怒られた、けど必ず中には入れてくれる。
仕事が忙しいからなかなか遊んではもらえない、寂しいけれどジッと待つ。
けれど仕事をしている『十四郎』を後ろから見るのも悪くない。

仕事が一段落すると待っていた俺を見て笑いながらポンポンと頭を撫でてくれる。
普段呼ばれている【鬼の副長】とは無縁なほど柔らかで優しい顔をしている。
俺だけにしか見せないであろうこんな顔を見るのが堪らなく嬉しい。

ある夜、街中をフラフラと歩いていたら真選組の連中が走っていくのが見えた。
何があったのかは分からなかったけれど、思うより先に身体があいつを探して走っていた。

『十四郎』の気配が近くにあるのを感じてそっと近づく・・・
何やら話声が聞こえて来た。
「俺が悪い事したってのかよ!最終的には真選組のためになる事だと思わないか?」
隊の人間だろうか?声が上ずり緊張している様子にも思える。
「そんな事てめぇが決めることじゃねーんだよ」
低く苦しそうに言い返した『十四郎』がユックリと刀を抜き相手の男に向ける。

・・・あっという間の出来事だった、ドサリと男は倒れ何も言わなくなった。
禁を犯したものの粛清も『十四郎』の仕事だ、俺が何かをしてやれるわけじゃない。

先に屯所に行っていようかと思い振り返ると俺の後ろに男が1人立っていた。
『何だコイツ?』
そう思ったものの殺気も無く害もなさそうだったので特には気に止めずに居た。

その日『十四郎』が帰ってきたのは、空がうっすらと明るくなりかけてくる頃だった。
気持ちを落ち着けてきていたのだろうか、凹んでいるものの気持ちの整理が付いているような
そんな顔をしていた。
部屋に入って来た時俺の姿を見つけ驚いた顔をしていたがすぐにふっと笑って見せた。
「なんだ、お前も心配してたのか?全く何処で嗅ぎつけて来るんだか」
そう言うと俺の横に腰を下ろして俺の肩に身体を預けた
暫くすると横からすやすやと寝息が聞こえてきた。
背筋を伸ばせば同じ背丈の『十四郎』を起こさぬように布団に運んでその寝顔を見つめる。

朝になり外で鳥達が騒ぎ始めた頃、パタパタと足音が聞こえてきた。
「副長、昨日の件で聞いときたい事があるのですがよろしいですか?」
首だけ持ち上げて声のする方を見ると監察の山崎であろう姿が確認できた。
「分かった、30分後にそっちへ行く」
「承知」
見ると『十四郎』は素早く支度をしていた、寝ボスけな俺とは違い朝早くてもきびきびとしている。
仕事が出来る男はやっぱり違うな。
支度が出来ると机に向かい幾つかの紙をまとめはじめた。
「まだ朝早いから少しならココに居てもいいけど、出て行く時は誰にも見つかるんじゃねーぞ!!」
まだ眠そうにしていた俺に向かって『十四郎』が指示を飛ばす。
それと同時に欠伸が出てしまった俺に溜息をついて『十四郎』は部屋を出て行った。
少しの間だけ眠り、俺は言われたように誰にも見つからないように部屋を出て屯所をあとにした。

数日後---
屯所の近くに来たから『十四郎』の顔でも見ようとした時近くから声が聞こえたので行ってみた。
「てめぇ、往来でんな事すんなって言ってんだろうが!」
「え~いいじゃん誰も見てねーって、大丈夫だよ」
『十四郎』と話していたのはいつぞやの夜『十四郎』を見ていた奴だった!
2人の雰囲気に何となく隠れてしまい出るに出られなくなっていると、背後から声をかけられた。
「あの人は副長の【特別】なんだよ、君とはまた違った意味でのね。」
気配が無くて気がつかなかったが声をかけてきたのは監察の山崎だった。
街中で出逢う事も少なく、ましてや屯所内でも顔を見られたことが無かったのに何故俺の事を知っているのか分からず戸惑っていると
「ごめん驚かせちゃったかな?でも君も俺の事知ってるでしょ」
監察と言う立場から俺の事をすっかり分かられているようだった。

『十四郎』としか並んで歩いた事の無い街を今は山崎と歩いていた。
「あの人は坂田銀時と言って街で万事屋をやってる旦那なんだ」
そう切り出して山崎は色々と話をし始めた。

話を聞き終わってからあの夜さっきの奴があの場に居た事の訳を俺は理解した。
俺だけが特別だと思っていたのにそうじゃなかった、それどころか俺以上の特別な存在がいた事に少しだけ切なくなった。
『十四郎』は俺なんかいなくても大丈夫なんだ、あいつがいれば立ち直る事ができる。
そう思っていた時、そんな思考を読まれたかのようなタイミングで
「副長には旦那も大事だけど、君のような賢い寡黙な存在も必要なんだと思うから
 これからも傍にいてあげてくれないかな?」
と山崎はニコリと笑って見せた。
「でも、副長の部屋に行く時は俺以外の誰にも見つからないようにね!」
柔らかく釘を刺される。
支えてくれる仲間と空気のような【特別】
『十四郎』はいい奴らに囲まれていて幸せなんだな、とそんな事を思った。

部屋で待っていた俺を見つけ、『十四郎』は驚いたと言うよりも分かっていたようだった。
「来てる様な気がしたんだ、確証はなかったけど何となく・・・
 さっき外でケーキ貰ったんだけど甘くて1人じゃ食べられないからお前も食うか?」
そう言って小さなケーキを取り出した。
「なぁ、今日俺が生まれた日なんだよいいって言うのに近藤さんが半日休みくれたんだけど
 コレ食ったら散歩でも行くか!」
ふわりと笑った『十四郎』がいつものように頭を撫でてくれた。

俺と『十四郎』の関係は俺が思っていたようなものではなかったのかもしれないけれど
周りに存在する形の違う【特別】自分もその中の1つで何らかの形で支えになれば嬉しい。

そしてこれからも『十四郎』の傍に居たいそう思う。





あとがき

まず最初に・・・

十四郎誕生日おめでとう!!(今何歳?)おいおい;;

毎度の事ながら時間が無さ杉で大した物が出来なくて泣きそうです。(ってか泣いてる?)
去年は駄々遅れで無理やりなssだったし;;;
今年はちゃんとした物を!と去年誓ったハズなのに・・・スッカリ記憶が飛んでおりました(最低)
存在に気が付いたのが例の如く遅かったので、なんだかやっつけな内容です;;

この話は本当はもっと違う形で出したかったんですが、間に合わず。
この話が1番短そうだったから!と言う理由で出す事に決まりました。
コレだけ(文字だけ)だといまいち(激しく)分かりにくい内容なので解説すると!!

初めは銀時を思わせるような感じですが、実は銀時ではないです。
(えっ分かってる^^;、ですよね~)
じゃぁ結構な内情を知ってる『俺』とは誰かと言いますと、ワンコですwwww
最初は猫にしようかとも思ったものの、犬贔屓なところがあるものでワンコに決定v
全体が箇条書きッポイとか『アイツ』『土方』『十四郎』と呼んでいるのはそのせいなんです^^;
(勝手なイメージですが。)

出逢い方が(それ以外も結構)銀時に似ていたワンコ視線の話ってどうよ;;;
ってな意見もありましょうが、個人的に動物と仲の良い十四郎もありだろう!
と思っての事なんです。

どうでもいい補足情報としてはこのワンコは天人です!(ホントにどうでもいいわ!)
頭が良い普通のワンコでも良かったんですが、天人の方が有りそうかな~とか思ってました。
ワンコと言いつつも見てくれは狼に似てればいいなぁ~とか思ってます♪

しかしながら十四郎の誕生日ssなのに内容微妙に暗いし;あんまり喋ってないし;;
本来の主人公1言しか喋ってないし;;;(怒られる)メインじゃない山崎が目立ってる気がするし;;;;
最後に一応そんなコンセプトでって感じで誕生日って言ってますが・・・。
相変わらずだと思って軽く流してくださると助かります。
出来れば今後この2人(?)のSSがちょくちょく書けるといいなぁ~とか思案中。

今までは銀時とラブラブ(死語)な内容ばかりでしたが、こんなのも好きだったりするので
最終的には相変わらずの自己満足ですが・・・今後ともよろしくお願いいたします。





by マム
間に合うかどうか分からなかったんですが
どうにかこうにか形になった感じで間に合ったのでコソッと載せようと思います。

2011 0505 十四郎誕生日小説絵

この子の前ではどんな時も優しい顔をいているであろう十四郎だといいなぁ~ みたいな^^
そうそれはどことなく銀時に似てるところがあるからって気持ちを込めてこの子の色は銀時と同じ配色!
(何処までも自己満足フルスロットルですいません;;;)
しかしながら動物って描くのが難しいね;
それ以前に『コレ何処』って話ですよね;;;背景はバットで激しく彼方へ飛んでもらいました。

てんやわんやですが、ココまで目を通してくださいました方はありがとうございました!
こんな感じで今後はこの場所が活用される、かもしれない運転ですが;今後ともよろしくお願いいたします。
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M(エム)

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(腐ってますお気お付けください)
色んな人達と色々語れたら
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ですが極度のチキンです;;。

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